head_img

■理論的背景


  1. 目次
  2. ■プラスターの理論的背景

 

■プラスターの理論的背景

プラスターには、大きく分けて3つの理論的背景があります。ひとつは人間性心理学にもとづくモチベーション促進理論です。もうひとつはケン・ウィルバーらが提唱するインテグラル理論(4象限理論、意識発達理論、ティール組織論など)です。三つ目は、開発者独自の循環型人間関係理論です。

まず、各種診断テストの開発や個別カウンセリングにあたっては、人間性心理学にもとづくモチベーション促進(内発的動機づけ)理論を応用しています。

20世紀の大きな心理学理論の潮流には、行動主義(実証主義)心理学と人間性心理学があります。プラスターでは、理論的基盤を人間性心理学に置きながらも、理論の証明には実証主義的手法を用いるというハイブリッドな方法論を採用しています。

この理論では、人はいわゆる「アメとムチ」に代表されるように外発的に動機づけされるより、自発的に内面から湧き上がるヤル気(内発的動機づけ)が促進される方が、意欲が持続し、パフォーマンスの質も向上する、という実験結果が基礎になっています。

また、研修やグループワークの理論的背景として、人間性心理学とともにインテグラル理論を支柱に据え、プログラムを組み立てています。

組織活動の効率と質の両方を向上させるには、一足飛びの成長を目指しても成功しません。現状のレベルをしっかり分析したうえで、段階を踏んでステップアップする必要があります。それぞれの組織の実情に合わせて柔軟な対応策をご提案できるのがインテグラル理論です。

さらにグループワークの際には、人間性心理学でもインテグラル理論でもカバーしきれない、人と人とのタスク実行上の「相性」を診断するうえで、開発者独自の人間関係理論を応用しています。

人と人との「相性」というと、性格や恋愛上の相性を真っ先に思い浮かべます。それは主に1対1の相性ですが、プラスターが採用している理論では、チームのメンバー4人全員の「相性」を診断できます。相性のよさを決める基準は、チーム内にタスク実行上の「循環」が生まれるかどうかです。

人間のタイプ論としていちばんポピュラーなものに「エニアグラム」(人間の性格を9つのタイプに分類する)がありますが、エニアグラムではタイプ別の付き合い方はわかっても、チーム内にいかに循環を生み出すか、という発想はありません。

その弱点を補ったのが、プラスターで採用している人間関係理論です。


 
詳しい資料請求、導入モニター、その他お問い合わせはこちらから。

ページトップに戻る